2008年07月12日

『モノづくり幻想が日本経済をダメにする―変わる世界、変わらない日本』野口悠紀雄



やはり野口氏の著作は面白い。
難解な経済学が、現実に起きていることをどのように分析できるのかを非常に分かり易く説明してくれる。

また、その語り口調もアカデミックではなく、喫茶店で雑談しているようななじみやすさだ。

小室直樹氏の著作もそうだが、野口氏の著作でも、経済学という学問を利用することで、如何に我々がマスコミを始めとする思いこみやすい常識にとらわれてしまい、そのことで本当に起きているのは何かということを見失っていることを、心地よいほどにズバリと解き明かしてくれる。

今回の著書では、日本が世界に誇る物作り産業に執着していることこそが、グローバル経済の中では大きなミスリーディングであることを解き明かしてくれる。

ページをめくる度に、「おお、なるほど!」の連続の著書である。
posted by しげぞう at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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