2008年09月21日

『古代史謎解きの「キーパーソン50」―名君・英雄・影の男・謎の女…』関 裕二



古代史にロマンを感じる達なので、関裕二の本はわりと読んでいる方かもしれません。
彼の古代史分析の底辺には、通説では「日本書紀」を天武天皇の正当性を示すために編纂された歴史書であるとするのに対し、日本書紀は藤原不比等が藤原家を正当化し、そのために王家として正統であった蘇我氏の正当性を隠滅するために書かれたものであるという考え方があるようです。
今回の本は、普段古代史にあまり接していない人達をターゲットとして、人物ごとに読み切りやすく編纂されていますが、このベースとなる考え方は、やはり貫かれているようです。
それにしても関裕二氏は、この手の古代史入門書的な文庫本でも、やはり異端である事には代わり有りません。
だから面白いのです。
posted by しげぞう at 19:17| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の通勤読書メモ さん今晩は。
トラックバック、ありがとうございます。
天武天皇は勿論のこと、藤原不比等も、持統天皇とともに伊勢神宮のリニューアル活動に参加したと思われます。
藤原不比等の子供、光明皇后は、八幡神を大出世させました(第二の宗廟)。親子が、それぞれ、伊勢神宮(第一の宗廟)と宇佐八幡宮に関わり合いを持っていたことは、面白い縁ですね。
小生の本『古代天皇家「八」の暗号』は、厚く、通勤電車の中で読むには、難儀であろうかと思います。また、友人から、良い眠り薬になる、と誉めて(?)いただいています。
高松塚古墳の謎を初めて解いたと思っているのですが、なかなか、議論の対象になってもらえず、部屋中、ため息で充満しております。私の通勤読書メモさんのブログで、小生の本を採り上げていただけたら、幸甚です。  やつかほ 拝
Posted by やつかほ at 2009年12月04日 01:11
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