上下巻、一気に読みました。
時代は中国の戦国時代後期。范雎という貧しい学徒が、待望と復讐を胸に抱きつつ、やがて遙かな高みに至る波乱に富んだ歴史小説です。
宮城谷氏の作品は、文庫化されたものはできるだけ沢山読みたいと思っており、今回も文庫化されたのを見つけて直ぐに購入しました。
氏の作品は、大志を抱いた者が、数々の困難を克服していく様を描いたものが多いのですが、今回の作品はこれまでになく多くの女性が登場しており、壮大なスケールで語られる戦乱の時代を背景にした恋愛小説のような形としても楽しめました。
氏の作品は、日々の生活に汲々としている冴えない心持ちに、一服の清涼水の様にさわやかな感動と失っていた人としての崇高さに対する憧れを思い出させてくれます。
これからも氏の作品をどんどん読んでいきたいと改めて思った作品でした。
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