2011年06月19日

『何があっても日本経済は破綻しない!本当の理由』三橋貴明



このところ続けて三橋貴明氏の著書を読んでおります。

相変わらずマスコミは増税路線をバックアップしており、国民に対しても財政破綻と増税、そしてこのたびの東日本大震災がますます日本経済を破綻させてしまうので、それを防ぐために増税をせねばならないとあおり立てています。

マスコミだけでなく、本書でも批判しておりますが、大前研一氏をはじめとするオピニオンリーダーたちも、日本経済が東日本大震災で失速するため、増税をすべきだとあちらこちらで吹聴しております。

しかし、それらは全く根拠薄弱なでたらめなのだ、ということを著者はわかりやすく説明していきます。

丁寧で軽快なタッチではありますが、その根底には、デマにより日本国民が騙されてしまうという危機感が漂っております。

国民は主権者ですから、ここが洗脳されれば、デマを流布している者たちの思うつぼとなり、その結果、せっかくよりいっそうの経済発展を行える潜在力を持ちながら、日本経済が本当に破綻へ向かう可能性が高まります。

著者は否定します。

「コンクリートから人へ」「TPPは第二の開国」「復興税が被災者を助ける」

これらは皆、嘘であると。その理路整然とした論破の仕方は心地よいといえます。

そして著者は言います。この東日本大震災で、私たちは忘れかけていた「国家」の存在意義を思い出す機会を得たのだと。

そしてその国家は、主権者である私たちが、正しい(特に経済的な)知識を持たねば、あらぬ方向に進んでいってしまうのだと。

さらに私たちは、世界でも屈指の自然災害大国に暮らしていることを思い起こすべきである、と強調します。

しかし、その災害から国民を守る手段はあり、その手段を日本国内の供給力でまかなうことこそ経済の復興と成長に役立つと主張します。

日本が誇るべき供給能力こそが、日本を復活させ、成長させます。しかし、現政権やマスコミ、オピニオンリーダーたちは、公共事業の否定、TPP、復興増税と、この国を破壊する政策に邁進しています。

それを止めることができるのは、主権者である国民が、正しい経済知識を身につけ、日本の状況を正しく把握することです。

そのために、この本が書かれたのだと言います。


posted by しげぞう at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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