今回は読書メモではなく、拙著の宣伝です。
この度、日本実業出版社さんから、『〈アウトライン記述法〉でA4一枚の文書がサクサクつくれる本』という本を出版しました。
私にとっては2冊目の商業出版となります。
ライターやコンサルタントなどのプロの世界では普通に使われているアウトラインから文書を作成する手法は、一般的には余り知られていません。
しかしこの手法は、文書作成の効率を高めてくれる手法ですので、是非とも皆さんに知って欲しいと執筆しました。また、多くの方にお役に立てれば幸いです。
以下、目次を掲載しましたので、興味を持って頂けましたら、是非とも上記Amazonサイトに掲載されている内容もご覧ください。
よろしくお願いします。<(_ _)>
『〈アウトライン記述法〉でA4一枚の文書がサクサクつくれる本』
目次
はじめに「うまい文章」以前に、まず書けること……1
【Prologue】
文書を書く「苦手」意識を取り除こう……11
■まずは「作文」の習慣を脱却しよう……12
・速度が求められる文書作成……12
・書くことが苦手になった理由を知ること……12
・「作文」の習慣にとらわれていないか?……13
・書き出しで構えているのでは?……14
・一度に書こうとしていないか?……16
・「出張報告書」を書いてみる……16
・考えを無理にまとめようとしているのでは?……18
・名文を書こうとしていないか?……19
・ブログを半年続けると新書1冊分になる……20
・Twitterやメールが書ければ大丈夫……20
・文章には「起承転結が大事」って本当?……21
・日常的な文書に「起承転結」は不要……22
【Chapter1】
<アウトライン記述法>でA4一枚の文書をつくる……25
■A4一枚を書いてみよう……26
・A4一枚を書けるのは一つの目安……26
・A4一枚に入る文字量は?……26
・仕事で飛び交うA4サイズの情報……27
・A4一枚でもフラットな文書にはしない……28
・階層構造のある文章とは?……29
・A4サイズはシンプルなアウトラインで書ける……30
・A4サイズは汎用性があるアウトラインですばやく書ける……35
■検索性の高い議事録をつくる……38
・文書作成は、さっさと仕上げて本業に戻る……38
・検索性の高い議事録で信頼を得る……38
・すばやい議事録の作成で評価アップ!……39
・発言を逐一記録する議事録……40
・〈アウトライン記述法〉で議事録を書く……44
【Chapter2】
<アウトライン記述法>の基本を知ろう!……47
■アウトラインの考え方……48
・ロジックツリーという思考法……48
・ロジカルライティングとは……50
・階層構造がイメージを明確にする……52
・マインドマップの難しさ……53
・マインドマップは階層を把握しにくい……54
・マインドマップは拡散型……55
・マインドマップと〈アウトライン記述法〉の比較……55
■Wordのアウトライン機能を使ってみる……58
・パソコンの有利な点を思い出す……58
・アウトライン機能は思考支援ツール……59
・スタイル設定で長文の見栄えもよくなる……63
・アウトライン機能で文書作成が高速化する……71
・アウトライン専用のフリーソフトもある……72
■〈アウトライン記述法〉のメリット……74
・アウトラインで文書をつくると?……74
・スケジュール表からチェックリストをつくる……74
・やるべきことを「To do paper」に視覚化……75
・作業指示も文書で行えばエラーが減少……76
・作業指示書のテンプレート化でロスを防げる……77
・業務のマニュアル化で自分も楽になる……77
【Chapter3】
アウトラインを「効率的」につくるには……79
■「相手が必要な情報」をアウトラインにする……80
・何故その文書を作成するのか……80
・ピントのずれた文書とは……81
・読み手が欲している情報は?……81
・必要な項目を考える……82
・読み手が知りたい順序を考える……86
■アウトラインを上の階層から書く……96
・アウトラインから書く手順……96
・とりあえずタイトルを書いてみる……97
・見出しを書いてみる……98
・小見出しをぶら下げる……99
・本文をぶら下げる……101
・書きながらネタをためる……104
・迷ったら文書の目的を思い出す……105
■アウトラインを下の階層から書く……106
・頭の中のモヤモヤは書き出して整理する……106
・箇条書きが基本……107
・キーワードを書き出してみる……108
・グルーピングしてみる……109
・グループに名前を付ける……110
・迷ったら再び文書の目的を思い出す……112
■それでも書けないとき……114
・事実、意見、感想と分けてみる……114
・箇条書きで行き詰まったら、6W2Hに従う……115
・書き終えた部分を推敲すると勢いを取り戻せる……116
【Chapter4】
かき上げた文書は必ず「推敲」する……117
■文章の構造を見直す……118
・作成中は完成度を気にしないほうがよいが… ……118
・書き上げたばかりの文書を、そのまま提出しないこと……118
・まず構造(アウトライン)を見直す……119
・一読して理解できなかった箇所に注意……120
・接続詞の使い方で、読みやすさに差が出る……121
・ワンセンテンスに動詞は一つが理想……122
■文章の細部の表現にも注意……124
・主観的な表現はビジネスにはふさわしくない……124
・オノマトペの使いすぎに注意する……125
・表現に凝ると、独りよがりになる……126
・意味を誤解される読点「、」に注意……128
・読点の使い分け例……129
■ワープロソフトの校正機能を使う……131
・校正・校閲・推敲の意味……131
・自分の文章はどうチェックする?……132
・ワープロソフトの校正機能は侮れない……132
【Chapter5】
<応用編>プレゼン原稿から小論文まで……137
■プレゼンスライドとスピーチ原稿を同時につくる……138
・プレゼン慣れしている人の共通点……138
・プレゼンソフトのアウトライン機能……139
・20分間話を聞いてもらうには?……140
・スピーチ用原稿も、スライドと同時につくる……141
■クラウドで文書作成を効率化する……144
・クラウドとは何か?……144
・文書作成におけるクラウドのメリット……145
・クラウドでデータをバックアップ……145
・クラウドで同期させる……146
・代表的なクラウドツール「Googleドキュメント」……146
・Dropboxとは……148
・同期のための操作は一切不要……150
・Dropboxのバックアップ機能……150
・マルチプラットフォームで面倒な操作なし……151
・Evernoteとは……152
・「ノートブック」や「タグ」で管理できるメリット……153
・Evernoteを文書作成に利用する……155
■小論文に挑戦してみよう……158
・長文に適した文書作成方法……158
・情報を集めてみる……159
・箇条書きには、情報もアイディアも……160
・消費税について論じてみる……160
・本文の下書きとしての箇条書き……163
■『TPPとデフレ下の自由貿易』を論じてみる……168
・アウトラインは簡易版「KJ法」……168
・Evernoteに情報を蓄積する……169
・全体が見えてくるまで情報集め……170
・グルーピングする……172
■本を一冊、書いてみよう……176
・書籍の目次を見てみる……176
・本書はどうやって執筆されたか?……176
・一冊を挫折せずに書き上げられるのは何故?……178
・書けるところから書く……178
・アウトラインができれば到達点が見える……179
【Column】
・Twitterの「140文字」という絶妙性……37
・上司は感想ではなく、判断を求めている……46
・クライアントに「A4一枚」では不十分……57
・アウトラインも少し寝かせてみよう……95
・文章表現を磨くには読書が有効……113
・「書く」プロにとってアウトライン作成は常識……167
・学術的な論文にお勧めの書籍……175
おわりに よりクリエイティブな活動のために……180
興味をお持ち頂けましたら、以下のURLよりAmazonをご覧ください。
よろしくお願いします。
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いつか買って読んでみたいと思います。
是非、機会がありましたらよろしくお願いします。
私のブログにトラックバックの記録がありました。そこから訪問しました。
いやー、こういうブログがあることを今まで知りませんでした。いろいろあることは知ってはいましたが、情報の海の中にいるためになかなか辿り着く機会がありませんでした。
今後参考にさせてもらいます。
どうぞよろしくお願いします。
確かにネットは情報の海ですね。もはやおぼれています。
また、ときどきそちらに立ち寄らせていただきますので、よろしくお願いします。
先生のご著書「アウトライン記述法で〜」を拝読いたしました。わかりやすくとても参考になります。
さて、私の勤務先は日本能率協会コンサルティングと申しまして、先生が1冊めのご著書を出された日本能率協会マネジメントセンターとは別会社ですが同じグループ会社です。弊社では製造業の現場向けの「TPMエイジ」という雑誌を発行しております。このメールは、今回のご著書の内容で弊誌に記事を寄稿していただけないでしょうかというお願いでございます。
もう少し詳しいご説明をさせていただきたく存じますので、私宛メールいただければ幸いに存じます。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
コメント並びにお問い合わせありがとうございました。
また、拙著をお読みいただきありがとうございます。
メールを送信いたしましたので、よろしくお願いします。