2014年05月25日

『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 最強11神社―八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祗園・諏訪・白山・住吉の信仰系統』島田 裕巳



タイトルに飛びついた本です。確かに八幡神社は最も多いにもかかわらず、その理由や八幡の由来は知らなかったからです。

しかし、本書にはその理由については書かれていませんでした。この点はがっかりしました。

ただ、本書で改めて気付かされたのは、日本の神社に祀られている神々が、必ずしも日本書紀や古事記に記された神々ではないということです。外来の神もあれば、歴史上の人物が祀られた場合もあります。

また、神仏習合により、神々の伝播に仏教が大きな役割を担ったことも、改めて思い出させられました。

そして本書では、日本でポピュラーな神々を祀る神社11社を取り上げ、そこで祀られている神の由来や仏教との関係についてかなり詳しく書かれています。

ところが(私にとって)残念なことに、本書の内容あるいは構成は、つまらないものでした。

既にどこかで紹介されている文献からの寄せ集めに過ぎず、著者ならではの考察や大胆な推理が感じられないのです。

そのため、各神社の由緒や神の由来について詳しいことは詳しいのですが、読みづらいし、次のページをめくるわくわく感が全くありませんでした。

オリジナリティーが感じられないからかもしれません。

以上の理由により、本書は11の神社に関するガイド本として、ときどき参照するには良いかもしれませんが、読み物としては面白く無いと感じました。


posted by しげぞう at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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