2014年12月29日

『空海は、すごい 超訳 弘法大師のことば』苫米地 英人



空海が好き(ただし信仰心は無い)で有り、その空海について脳機能学者の苫米地英人氏が解説しているというので、迷わず購入しました。

しかし、既に空海について幾冊者本を読んでいた当方にとっては新しい発見や驚きは無く、少々がっかりしました。

amazonのレビューは高評価ですが、サクラではないかと勘ぐりたくなるほどです。

ただ、空海について入門者・初心者という人にとっては、分かり易く読みやすい入門書なのかもしれません。

しかし、仏教についての解説があまり深くないので、もし、これから空海や密教を知りたい、という人がいれば、私は迷わず司馬遼太郎氏の『空海の風景』上下巻を強く勧めます。

『空海の風景』は、空海の人生と背景となった時代を俯瞰しつつ、壮大なドラマを楽しみながら密教という仏教としてはもっとも最後に開発された宇宙観について、大変に分かり易く説明されているからです。

また、今回読んだ『空海は、すごい 超訳 弘法大師のことば』でさらにがっかりさせられたのは、第二部「空海の言葉」が、全体199ページ中の86〜185ページ、つまり100ページ(全体の50%超)を割いているのですが、この100ページ中では1ページに1行から3、4行程度しか書かれておらず、ほとんど真っ白なページが続くのです。

はっきり言って、ページ数稼ぎの水増しレイアウトでしょう。これで1,400円(税別)は騙されたという印象が強く残りました。

がっかりした一冊でした。


posted by しげぞう at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/411452586

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。