2014年12月30日

『不毛な憲法論議』東谷 暁



以前、東谷暁氏の『経済学者の栄光と敗北』を読んで、大変に面白かったため、今回の本もきっと面白いに違いないと思い読み始めました。

しかし今回の『不毛な憲法論議』は、正直当方には大変にしんどい読書となってしまいました。

勿論、それは読者である当方の力量不足です。あまりに憲法についてこれまで無関心でいたため、本書の展開についていけない有様となりました。

本書は、巷に氾濫している憲法解釈の本ではありません。日本における憲法論議がどのように進められてきたのか、という内容です。

従って、時系列で多くの論者達がどのように憲法を論じてきたのかが解説されています。

本書の内容は大きく3部で構成されています。

1部では、そもそも憲法とは何か、ということを、憲法96条の改正問題を手がかりに探ります。

2部では、外国では当たり前に憲法改正が行われているにもかかわらず、日本では護憲派が改正を拒んでいる理由を検証します。

3部では現在の憲法の成立経緯を丹念に追いかけることで、現憲法の性質を探ります。

当方にはしんどかったですが、日本の憲法論議をおさらいするには非常に緻密に解説された本だと思います。


posted by しげぞう at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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